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正直どうでもいい

こんな名前ですが好きな漫画の感想をかくブログです

[漫画]漫画ナツ100参加記事 その3.(連載中の作品編)

関連記事。
[漫画]漫画ナツ100参加記事 その1.(作品リスト編)
[漫画]漫画ナツ100参加記事 その2.(完結作品編)

さてさて3つめ。個別感想更新としては後半戦です。
ナツというからには8月中にはやりきりたいなぁと思っていましたが、なんとか完成。
以前リストでアップしたものに、個別にちょっとした文章を加えてみたものになってます。

「10巻以内の作品」から完結作品で50、連載中作品で50選んだのですが、一気に100作全部は難しかったので、前回は完結済み作品をやって、今回は連載中の作品50作をコメント付きでズラリと。
「連載中」というのは、2011年8月現在に最終回を迎えていない作品ということにしてます。

51,flat 青桐ナツ
flat (1) (BLADE COMICS)flat (1) (BLADE COMICS)
(2008/09/10)
青桐 ナツ

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超マイペースな男子高校生と、言葉数の少ない物静かないとこの男の子の交流を描く作品。
作中流れているゆるやかなムードが好きで、起伏があるようなないような、けど確かに満足させてくれる不思議な作品。少年・秋くんのしぐさや微妙な表情の変化もかわいいですが、主人公のふわふわした感じも好き。

52,よいこの黙示録 青山景
よいこの黙示録(1) (イブニングKC)よいこの黙示録(1) (イブニングKC)
(2011/03/23)
青山 景

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クラスというのが一種世の中の縮図であるならば、その中で皆が自然と従うような「ルール」を人の手で作ってしまおうというという話。そのルールを宗教としてるわけですね。小学生と宗教というミスマッチかつ小難しいテーマを、漫画として読みやすく面白い形に仕上げています。

53,進撃の巨人 諫山創
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
(2010/03/17)
諫山 創

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勢いでいったら現在トップクラスの人気の作品の1つなんでしょう。あえて挙げるべきか悩みましたが、好きなので。正体不明の大きな人型のバケモノに人間が食べられる、という本作では頻出の絵面はやはりとてもショッキングで、戦闘中のスリルがたまりません。秘密も張り巡らされており、続きが気になる作品だということは間違いないです。

54,ぼくらのよあけ 今井哲也
ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)
(2011/06/23)
今井 哲也

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「これぞ1夏の大冒険!」と言わんばかり。夏休み中の小学生たちの雰囲気がとてもリアルで、その匂いを漂わせつつ宇宙の秘密にもふれていく、そんな話の膨らみ方が素敵。素直にワクワクしながら読める作品。子供社会のブラックな描写もしっかりされているのが印象的。

55,乱と灰色の世界 入江亜季
乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)
(2009/11/16)
入江 亜季

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まるきり古典的な少女漫画の世界、なのにこんなに新鮮なきらめきに溢れる作品になっているなんて。魔法家族の娘・乱は、本来は小学生なのですが、グラマラスな大人の女性にも変身することができて、そこから始まるやや複雑な恋愛模様がおもしろいです。私は断然小学生サイドを応援中。ところで珊瑚ちゃんがエロすぎるんですがどういうことなの。

56,謎の彼女X 植芝理一
謎の彼女X(1) (アフタヌーンKC)謎の彼女X(1) (アフタヌーンKC)
(2006/08/23)
植芝 理一

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よだれを巡る、マニアックでこっぱずかしいラブコメ作品。卜部というヒロインを気に入るかどうかですが、もーーー可愛い。 安心して読める素直な展開が多いのですが、それでも毎回ドキリとさせられる仕掛けを用意してくれている作品です。かわいらしくもちょっとミステリアス。

57,朝霧の巫女 宇河弘樹
朝霧の巫女 1 (ヤングキングコミックス)朝霧の巫女 1 (ヤングキングコミックス)
(2001/01)
宇河 弘樹

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連載が終わってるのに単行本が全然発売されず、いまだに完結巻が出ていません。「連載中」のリストに入れるのは本来正しくはないのですが、自分がまだ最終話を読めてないのでこっちに放り込みました。日本神話をベースにしたラブコメ、のはずがどんどん作品の闇が深くなってきて、思わずゾクリとさせられる凄みを味わえる、違った魅力が発揮されてきました。
純粋に宇河先生の絵が好きなのと、緻密な物語構成、じめじめした世界観もたまりません。

58,3月のライオン 羽海野チカ
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
(2008/02/22)
羽海野 チカ

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「ハチクロ」の羽海野チカ先生がヤングアニマルにやってきて始めた将棋漫画。輝かしいだけじゃない青春の難しさをストレートに描きつつ、そこに立ち向かっていく少年たちの戦いを描いています。また、若者だけじゃなくオジサン陣も無茶苦茶ステキでカッコいい。人と人との繋がり、譲れない想い、なにもかもに胸熱くさせられてしまいます。勇気をもらえるいい漫画。

59,琴浦さん えのきづ
琴浦さん1 (マイクロマガジン・コミックス) (マイクロマガジン☆コミックス)琴浦さん1 (マイクロマガジン・コミックス) (マイクロマガジン☆コミックス)
(2010/07/30)
えのきづ

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ストーリー色がつよい4コマ漫画。「えっ、大丈夫なの?」と思わず口に出してしまうようなエグいこと面も見せてきます。でもメイン2人の甘い甘いラブコメ展開に問答無用にゴロゴロキュン。琴浦さんの照れ顔は五臓六腑に染みわたりますな。ビターな展開もまたよし!

60,ヒナまつり 大武政夫
ヒナまつり 1 (ビームコミックス)ヒナまつり 1 (ビームコミックス)
(2011/07/15)
大武 政夫

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ヤクザとぼんやりエスパーが共同するコメディ。ロリっ娘がメインを張っても色っぽい展開はなく、ヒナちゃんに混乱させられるオッサンたちやクラスメイトたちの様子を笑ないながら眺めるような作品です。最近読んだギャグ漫画の新作では1番のお気に入りかもしれません。

61,イヴの時間 太田優姫/吉浦康裕
イヴの時間(1) (ヤングガンガンコミックス)イヴの時間(1) (ヤングガンガンコミックス)
(2010/09/25)
吉浦 康裕

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原作アニメが好きなのですが、漫画版もかなりいい出来栄えでお気に入りです。繊細な世界観や、ささいな違和感や居心地の悪さが、漫画としても上手く表現されています。2巻のオリジナル要素はとくに好き。お姉ちゃん可愛すぎた。

62,悪の華 押見修造
惡の華(1) (少年マガジンKC)惡の華(1) (少年マガジンKC)
(2010/03/17)
押見 修造

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インパクト抜群な表紙デザインが有名ですが、内容もドギツイ。ここまで深刻な思春期のこじらせ方を、少年漫画でやるのは凄いなと思います。下ネタと言うに収まるレベルじゃない、「変態ww」と笑うことも難しい、これぞ思春期の迷惑な変態。込められた熱量が半端ない作品ですね。

63,ジゼル・アラン 笠井スイ
ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)
(2010/07/15)
笠井 スイ

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お嬢様の華麗なる活躍劇。何でも屋を営む幼い女の子と、彼女に付き添うことになった成年のお話です。
スッと心に染みいる爽やかな感動、朗らかな世界観、描きこまれた背景。じっくりと浸って「ああ、いい漫画だな」と思える作品だと思います。ジゼル嬢もいいけどエリックくんがとてもかわいい。おじさんもかわいい。

64,ヒャッコ カトウハルアキ
ヒャッコ 1巻 Flex Comixヒャッコ 1巻 Flex Comix
(2007/05/10)
カトウ ハルアキ

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個性豊かなキャラクターが所狭しと暴れまくり青春を謳歌する、超賑やかなスラップスティックコメディ。みんな凄く楽しそうで、時々せつなさを炸裂させてきます。1巻のラストなんかたまりませんね。ちなみに私は歩ちゃんと祈ちゃんが好きです。べ、別におっぱいとかでは。

65,げんしけん 木尾士目
げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)
(2011/05/23)
木尾 士目

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完結したと思ったらまさかの連載再開でびっくり10巻発売。本当に大好きな作品です。
いろんなオタクたちが、いろいろ考えたり考えなかったりで集まって話し合ったりする漫画。それだけでなんでこうも面白いんだろう。空気、掛け合い、言葉の選び方、テンポ、素晴らしいですね。2代目になっても斑目さんの存在感まじハンパない。ヘコみやすいこじらせやすい、メンタル弱めな僕らのような彼らの青春はまだまだ終わりませんよ。いろんな意味で悶絶漫画。

66,八潮と三雲 草川為
八潮と三雲 1 (花とゆめCOMICS)八潮と三雲 1 (花とゆめCOMICS)
(2010/06/04)
草川 為

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簡単に言えばオス・メスの化猫コンビがにゃんにゃんするお話。
いつも眉にシワ寄せてるカタブツクールな八潮と、たくましく生きているけど甘えん坊な女の子な三雲が、一緒に任務につきながら交流を深めていきます。3巻の看病イベントの破壊力たるや何事かと!一風変わった設定ではありますが、良質なラブコメ展開にニヤけてしまいます。

67,放課後プレイ 黒咲練導
放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)
(2009/01)
黒咲 練導

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1,2,3で別々のキャラがメインになってきている作品。1は怒涛のイチャラブで頭をとろとろにされてしまいました。
しかしシリーズを重ねるごとに、どんどんとキャラの内面がドロドロと濁ってそれを読者に見せつけるシナリオになってきていますね。それはそれで読ませられる。黒咲先生独特の毒とSっ気がとても魅力的なシリーズです。でもやっぱラブコメ万歳…!?

68,R-中学生 ゴトウユキコ
R-中学生(1) (ヤングマガジンコミックス)R-中学生(1) (ヤングマガジンコミックス)
(2010/04/06)
ゴトウ ユキコ

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思春期バクハツ。なんて可愛らしい、愛に満ちた作品なんでしょうか。
中学生男子と女子の不安定さ、他人とはちょっとだけ違う個性や劣等感を、あの時期の意味不明なエネルギー(主に性欲)にミックス&高圧縮して置かれた傑作がズラリ。ここにいるのは、もしかしたらかつての自分かもしれない。下品でバカで残酷で、とてもたのしい一冊。

69,ゆるめいつ saxyun
ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)
(2007/07/06)
saxyun

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集まれだめにんげんたち。毎日が適当、そんなゆるゆる浪人生4コマ漫画。
繰り返し読んでも面白さが損なわれない、高い瞬発力と持続力を同時に備えてる気がする作品。ヒマな時ぼんやりこの作品を読んでる率がちょっと凄い。「空想科学X」も大好きなんですが、なんとなくゆるめいつ一方に。

70,ハンザスカイ 佐渡川準
ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2010/05/07)
佐渡川 準

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ケンカで名を馳せた不良が、空手少女に恋をして空手部に入部、そしてその面白さや在り方にハマりこんでいく作品。
団体戦の描き方がとても上手く、無茶苦茶燃える作品。人と人の繋がりをとても魅力的に描いてくれる。ど根性、強い意志、守るべき伝統、受け継がれていく何か…。相手校それぞれが背負うドラマをしっかりと描いてくれていて、薄っぺらな試合がこれまで1つだって無いというのが驚き。キャラクター愛を強く感じますね。

71,ナナマルサンバツ 杉基イクラ
ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)
(2011/05/02)
杉基 イクラ

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物語そのものはベタなものではあるんですが、題材のチョイスとその活かし方が新鮮。
クイズという珍しい競技がまず面白いですし、物語を楽しむ副産物として、読んでるだけで知識が増えていく満足感もあります。加えてヒロインがかわいい(超重要)。クイズブーム来るか。

72,ハレルヤオーバードライブ! 高田康太郎
ハレルヤオーバードライブ! 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)ハレルヤオーバードライブ! 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2009/11/12)
高田 康太郎

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期待の青春バンドストーリー。1巻からメキメキと面白くなっていくのにテンションも上がります。
初期は薄味すぎやしないかなと思ったものですが、どんどん作品が華やかに色付いてきました。周囲の期待にこたえる主人公の成長も、それを支える仲間たちとの関係も気持ちいい。4巻のカタルシスはお見事!
また、くっきりと頭に残る「絵」をたくさん描いてくれてもいて、イラストセンスの良さも感じます。小雨の歌唱シーンに飛び散る雨粒なんか、特に。カラーも毎回キレイですし構図も素敵。

73,異国迷路のクロワーゼ 武田日向
異国迷路のクロワーゼ 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2)異国迷路のクロワーゼ 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2)
(2007/12/08)
武田 日向

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絵だけでも読者を強烈に魅了してくれる漫画。単純に絵の高感度が高すぎるのです。
もちろんそれだけではなく、お国柄による価値観のギャップを効果的にアクセントにしてあるストーリーは面白いですし、その時代の文化を覗くこともできて、世界観の完成度が高いです。
湯音ちゃんとアリスちゃんの絡みも微笑ましく見守れる感じ。現在アニメ放送中でもあります。まだ2巻までしか出てないけど、3巻はまだなのか!

74,やさしいセカイのつくりかた 竹葉久美子
やさしいセカイのつくりかた 1 (電撃コミックス)やさしいセカイのつくりかた 1 (電撃コミックス)
(2011/01/27)
竹葉 久美子

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天才と凡人。窮屈で賑やかな学校生活の中で、それぞれの歩み方を探していくお話。
ラブだけでなく、別の芯をしっかりと持っている作品でもあります。しかし色濃くはなくとも、ささやかな?ラブコメシーンが不思議ととても印象的。ふんわりとしながら安定感ある作画も好み。
登場人物それぞれの変化と壁が見えているので、この先の展開も楽しみですよ!

75,WORKING!! 高津カリノ
WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)
(2005/11/25)
高津 カリノ

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ファミレス「ワグナリア」を舞台にしたラブコメ。個性豊かで残念なキャラクターたち賑わっています。もうね、みんなかわいすぎるんです。でもやっぱり伊波さんは特にかわいい。コメディとしても十分な面白さを発揮している作品なのですが、恋愛模様も見逃せない。最高にニヤける!

76,清々と 谷川史子
清々と 1巻 (ヤングキングコミックス)清々と 1巻 (ヤングキングコミックス)
(2009/12/28)
谷川 史子

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女子高を舞台に描かれる心暖まるお話たち。素直に笑顔になれたり、思わず涙してしまうほど切なくなったり。最高にほんわかできるアワーズの清涼剤。清涼剤がめったにいないのが流石だアワーズ。校長先生の昔話が大好きです。

77,ゴッドシーカー 堤利一郎
ゴッドシーカー 1 (電撃コミックス)ゴッドシーカー 1 (電撃コミックス)
(2011/01/27)
堤 利一郎

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剣と魔法の王道ファンタジー。古典的な設定ながら、しっかりと楽しませてくれる物語を紡いでくれています。緻密かつ迫力ある作画も見所。大きく動いていく物語も、続きがとても気になります。それとリンゼルちゃんがかわいいですよねふへへ。

78,ねじまきカギュー 中山敦支
ねじまきカギュー(1) (ヤングジャンプコミックス)ねじまきカギュー(1) (ヤングジャンプコミックス)
(2011/06/17)
中山敦支

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大好きな中山敦支先生のヤングジャンプでの現連載作。
「トラウマイスタ」で炸裂させたセンスを存分に活かしながら、濃すぎるキャラクター、ド迫力のバトル、意表をつく演出。終始テンションの高い様子もいいですね。一筋縄ではいかないラブコメに仕上がっていると思います。

79,断裁分離のクライムエッジ 緋鍵龍彦
断裁分離のクライムエッジ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)断裁分離のクライムエッジ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
(2009/11/21)
緋鍵 龍彦

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ハイレベルにロリコンと中2病をこじらせてる作品。作者の好きなこと好きなようにやってくれている感じw やたらカッコいい設定や名称、設定が詰め込まれていいます。中学生があるいみ中学生らしく活き活きしていますよね!物語そのものも読者を驚かせるハッタリが効いていたり、純粋に熱かったり、切なさがあったり。

80,ドリフターズ 平野耕太
ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
(2010/07/07)
平野 耕太

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時代も国境も超えた夢の歴史大戦!歴史上の偉人たちが次々表れ、大きく2つの組織に別れて対立。闘争心が激しくぶつかり合い、ゾクリとさせられるほどの迫力を感じられてカッコいいです。さらりと豆知識が仕込まれていたり、歴史が詳しい人ほど楽しめる要素がある作品かもしれません。キャラクターの背景を調べることが楽しく、いつしかwiki巡りが止まらなくなる罠。

81,常住戦陣!!ムシブギョー 福田宏
常住戦陣!! ムシブギョー 1 (少年サンデーコミックス)常住戦陣!! ムシブギョー 1 (少年サンデーコミックス)
(2011/06/17)
福田 宏

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まさに王道少年漫画。江戸を舞台に、不気味でデカい蟲に対処をする「蟲奉行」という特殊集団を描く時代劇バトル。主人公の無謀なくらいなまっすぐさが胸に響きます。お春ちゃんのぷるぷるおっぱいもスバラシイ!(鼻息荒く

82,君と僕。 堀田きいち
君と僕。 (1) (ガンガンコミックス (0602))君と僕。 (1) (ガンガンコミックス (0602))
(2005/03/22)
堀田 きいち

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いわゆる男子高校生の日常。ゆるゆるです。のんびりのほほんとしつつ、日常に潜むちょっとロマンティックだったりセンチメンタルだったりな感情を、そっと拾い上げてくれる作品です。読んでいる間、心地いい風が心に吹いてくれているような感じです。

83,FULL SWING マツセダイチ/武論尊
FULLSWING 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)FULLSWING 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
(2010/09/10)
武論尊、マツセ ダイチ 他

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どんどんとキャラクターが繋がって繋がって、新しい物語になっていく1話完結オムニバス青春漫画です。恋愛話が多いかな。
ヘヴィーな設定もやや多いのですが、そこから何とかもがいて足掻く努力(=フルスイング)が実を結ぶ展開は、毎回とてもスッキリとします。痛みと不条理を伴う、泥くさい青春物語たち。

84,14歳の恋 水谷フーカ
14歳の恋 114歳の恋 1
(2011/06/30)
水谷フーカ

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タイトルそのまま、子どもと大人のはざまでゆらぐ、男の子と女の子の恋を描いた作品。
シンプルなタッチだからこそ、ささいな雰囲気の揺らぎが伝わってきやすい感じがします。
普段のすまし顔が崩れさる赤面フィーバーにガッツポーズをかましまくるのデス。

85,ウィッチクラフトワークス 水薙竜
ウィッチクラフトワークス(1) (アフタヌーンKC)ウィッチクラフトワークス(1) (アフタヌーンKC)
(2010/11/05)
水薙 竜

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メイン二人の空気感が素晴らしい、日常ファンタジー漫画。ラブコメ・・・とはまだ行かないかな。無口・無表情・高身長・超強い、おっぱい大きい・主人公に一途な火々里さんが最高に魅力的。なんだか勢いあるみたいで嬉しいです。
クーデレ・デカ女好きは要チェック。練り込まれた小ネタや丁寧な背景描写もいいですね。

86,むすんでひらいて 水瀬マユ
むすんでひらいて (1)むすんでひらいて (1)
(2010/07/14)
水瀬 マユ

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直球ど真ん中、走り出す青春模様に胸もざわつくライトな恋愛作品。
オムニバス形式でメインキャラクターが連鎖して続いていく仕組みも面白いですし、それぞれがストレートに青春を生きている様子が眩しいです。爽やかな読み心地な○。えっちぃシーンもちゃんとあっるよー!

87,AKB49~恋愛禁止条例~ 宮島礼吏/元麻布ファクトリー
AKB49~恋愛禁止条例~(1) (講談社コミックス)AKB49~恋愛禁止条例~(1) (講談社コミックス)
(2010/12/17)
宮島 礼吏

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「どうせネタ漫画だろうな」とタカをくくって読み始めたらビックリの面白さ。最高に熱いスポ根?漫画になっています。
AKBの研修生に男の主人公が紛れ込んでしまうという、ラブコメみたいになりそうなスタートから、こんなに真っ当に闘いを描く熱いストーリーになっていくとは・・・!
「AKB48の漫画」という点に引いてしまう人がいるのかも知れないですが、現実のAKBなんて正直どうでもいい自分でも大ハマリしてるので、ぜひ色んな人に読んで欲しいです。

88,演劇部5分前 百名哲
演劇部5分前 1巻 (BEAM COMIX)演劇部5分前 1巻 (BEAM COMIX)
(2010/01/18)
百名哲

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アマチュアだらけの状態から、少しずつ本格的に演劇を始めていくお話。1巻の時点ではまだしっかりと演劇に身が入っているわけではなく「5分前」な状態ですが、雑誌で読んだ2巻以降の分からどんどんテンションが上がってきています。最近とても面白いのに、なかなか2巻が出てくれないからもどかしい!
傷つけられることから逃げない堂々とした作品です。言葉の切れ味がやたらと鋭い。そして愛もある。おちゃらけたシーンも多いですが、ちゃんとテーマと貫いています。

89,乙嫁語り 森薫
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
(2009/10/15)
森 薫

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色んな「嫁」を巡っていく、およそ100年前の中央アジアを描いた作品。
森薫先生の作画の魅力をたっぷりと味わえるだけでなく、ちょっと珍しい時代と土地を描いている漫画でもあるので、文化を知るという意味でも深い面白みがある作品だと思います。
日常のたった1コマだけで世界観に説得力を持たせられるだけの絵というのも、凄い。

90,今日のあすかショー モリタイシ
今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
(2010/08/12)
モリ タイシ

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天然な女の子、あすかちゃんに惑わされる人々を描く作品。ほがらかにエロスを香らせます。
小悪魔なようでもあり、子どものように無邪気でもあり、いろんな可愛らしい面を持っているあすかちゃん。爽やかな空気を漂わせつつも、マニアックな要素や描写を欠かさないのも素敵。

91,ワールドエンブリオ 森山大輔
ワールドエンブリオ 1 (ヤングキングコミックス)ワールドエンブリオ 1 (ヤングキングコミックス)
(2006/03/27)
森山 大輔

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森山大輔先生のSF伝奇ジュブナイル。現代を舞台にホラーチックでありながら少年漫画の王道を行くようなストーリーが展開されています。
特徴的なのがとにかく美麗な作画と、張り巡らされた伏線の数々。とても綺麗な絵なので読みやすいのですが、読み進めるととにかく謎が多い作品だなと思わされます。どういうラストになるのか楽しみ。ヒロインのレナがかわいい上に最近何やら芽生え始めてるようで、これもニヤニヤしてしまいます。

92,ウワガキ 八十八良
ウワガキ 1巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)ウワガキ 1巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
(2010/06/15)
八十八 良

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ヒロインが分裂して「好き」の度合いを競いあうという、ちょっと珍しい設定のラブコメディー。
予想外にシリアスな表情を見せるストーリーにドキリとさせられたり、ストレートにラブでコメってる様子に転げまわったり。恋愛漫画としてかなり面白いです。
行きつく先が見えてこない、要注目の作品です。そう長く続く作品ではなさそうですが・・・?

93,高杉さん家のおべんとう 柳原望
高杉さん家のおべんとう 1高杉さん家のおべんとう 1
(2010/01/23)
柳原 望

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お弁当を通して広がっていく人間関係を、あたたかに描いていく作品。
大切な人の「死」と「不在」という寂しさが、メイン2人を繋いでもいてこれも切ない。でもちゃんと前向きな気持ちにさせてくれます。ほんのりどころじゃなく漂うラブの気配も気になるところ。

94,男子高校生の日常 山内泰延
男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)
(2010/02/22)
山内 泰延

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「男子高校生の日常」、シンプルにこの作品を言い表したタイトルです。でも日常と言い張るのはダメな日常だと思うw 血の気が多すぎるw
また作者独特の言葉選びのセンスにも魅力があり、ハマります。ガンガンオンラインで無料で読めるので知らない人はどうぞ→ 何度も単行本で読み返したくなる作品の1つ。

95,BUTTER!!! ヤマシタトモコ
BUTTER!!!(1) (アフタヌーンKC)BUTTER!!!(1) (アフタヌーンKC)
(2010/07/23)
ヤマシタ トモコ

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恥ずかしいくらいに青春をやってくれている漫画。社交ダンスという珍しいテーマも目新しい。
ダンスを通じて、メンバーそれぞれが悩みを発見したり、解決しようと努力したり・・・。あまり言葉にされない、故に見逃しがちな人間の醜い部分を、しっかりとエグってくる作品でもあり、そこが大好きです。キャラクター間の微妙な空気の変化をしっかりと捉えてくるのもいいですねえ。そして端場くんがかわいすぎる。うおおおお端場くーん!!!

96,天にひびき やまむらはじめ
天にひびき 1巻 (ヤングキングコミックス)天にひびき 1巻 (ヤングキングコミックス)
(2009/12/28)
やまむら はじめ

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音大生たちの日常を描く作品。ロケットおっぱいさんにくぎ付けです!・・・というのはあながち嘘じゃないですが、それだけじゃない魅力がある作品です。
読む人に勇気を授けてくれる物語。クラシック知識がなくとも十分楽しめる作品。
音楽の表現も好きですねえ。直前の緊張感、駆けあがっていく興奮、高揚感があります。

97,はなまる幼稚園 勇人
はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)
(2007/04/25)
勇人

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入れるか悩みましたが最近の盛り上がりがちょっと尋常じゃなかったので!
園児たちメインの、胸ほっこりな優しいエピソードたちも好きなのですが、大人キャラたちがQLK(急にラブがコメるので)な様子には悶絶するほかないレベル。もっとラブコメしていいのよ!

98,ヴィンランド・サガ 幸村誠
ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)
(2006/08/23)
幸村 誠

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1人の少年とその周囲の変化を追う、重厚なストーリーが魅力の歴史大河物語。
最初は海賊として立派にやっていたはずが、いつのまにか畑仕事サガに。それでもやはり面白く、胸熱くさせられる言葉が次々飛び出してきます。力強いメッセージが込められた作品。

99,ブレイクブレイド 吉永裕ノ介
ブレイク ブレイド 1巻 (Flex Comix)ブレイク ブレイド 1巻 (Flex Comix)
(2007/04/10)
吉永 裕ノ介

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異世界ロボットバトルファンタジー。スタイリッシュではなく、ビームも無ければ飛べもしないゴゥレム同士が、文字通り「潰し合う」様子には興奮します。グシャッ。
かつての親友たちが、国の事情で引き裂かれ闘うことになってしまうストーリーも面白いですし、「死」をあっさりと、けれどその影響や傷つく人々の様子までを丹念に描くことで、より戦争にリアルさを感じます。アクションのカッコよさ、ストーリー展開、キャラクターの魅力、どれもがハイレベルな作品。とてもドラマティック。

100,この彼女はフィクションです。 渡辺静
この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)
(2011/06/17)
渡辺 静

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数年かけてため込んだ「俺の嫁」妄想が、そのまま現実に表れたという作品。
しかし自分の希望通りのヒロインが自分を強烈に愛してくれてるのに、今は別の女の子(先輩)のことが気になって仕方ない・・・しかも相手もまんざらじゃない!という羨ましい状況。
ドタバタラブコメとして、ベタな要素も多く取り入れながら新鮮に楽しませてくれる期待の一作。



以上、過去の更新と合わせて、これでナツ100関連更新は全部完了ですかね。
実は後々から「あ、あの作品入れたかった・・・」というのがぽこぽこ出てきてしまったんですが、まぁ仕方ないですね。とは言え、上げた作品はどれも大好きな作品たちです。

入れようか悩んだのが成年向け作品で、最終的に100作品全部埋まったので成年向けは外すことにしたのですが、5つくらいまでに絞ってみようかなと考えてました。
今回のナツ100企画からは正式には外れますが、一応オマケとして置いておきます。
集計とは関係無いですが、お祭りみたいなものなので。以下作者名順。

・いもーと*もーど きりりん
・キャノン先生トばしすぎ ゴージャス宝田
・いもてん 冴草こはく
・おとなになるまえに 関谷あさみ
・年刊中年チャンプ 中年

読んでる作品数がまだ全然足りてないですが、現時点での5作…かなぁ。
成年漫画って、「物語が面白い」以外の評価要素があったり(要するに使えるかどうか)するので、なかなか同じ基準の中で選ぶことができなかったりしました。そこを踏まえて5作チョイス。
でもやっぱり5作に決めるの難しい。「新婚さんごっこ」とか岡田コウ先生とかなぁああ。

ではこれで終わり。ナツ100楽しかったです。

[漫画]クソムシたちが再び蠢く… 『悪の華』4巻

惡の華(4) (少年マガジンコミックス)惡の華(4) (少年マガジンコミックス)
(2011/08/09)
押見 修造

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   今後は僕と契約しよう

「悪の華」4巻発売されていますね。今日はこの作品で更新しようと思います。
1~3巻までの表紙にキャラクターのセリフが大きく載せられているデザインも衝撃的でカッコよかったですが、今回から表紙デザインが一新されました。
画像では分かりませんが、今回表紙から華が咲いていますね。手触りもいいです。
3巻のラストで確かに区切りがついて、「第一章巻!」な感じはしていたので、変更は納得。
しかし今回もどろどろと思春期が渦巻く、強烈な物語が展開されています。



嵐の中、峠の向こうに行くことができないまま警察に連れ戻された主人公たち。
小さな町に窮屈に押し込められた日常が、ふたたび始まったのでした。
けれど何もかもが歪んでしまった高男は、最初から様子がおかしい。目はよどんでいるし、態度もよそよそしいし、元から活発な子ではありませんでしたが今回の彼はしんどいです。
自暴自棄になったように、佐伯さんに自分から別れをきりだしたりも…。

20110827114408.jpg
「すみません、今日は食欲が無いみたいです」
「申し訳ありません。せっかく作っていただいたのに……」

両親といっしょに囲む食卓にですらこの表情&このセリフ!
高男マジで思春期のこじらせっぷりがハンパない。見ていてそわそわしてしまいますよ…!
ご両親もよっぽど滅入っているようで、この居心地の悪さもゾクゾクします。

さてそんな中で、自分の結果的な選択が、中村さんの期待を裏切ってしまったこと、中村さんを深く傷つけてしまったことに気付く。無気力だった彼が突然飛び起きて、すぐさま行動を起こします。
良心の呵責や罪悪感につきうごかされ、「他人のため」に情熱を燃やし始める彼の再起シーンは、ある意味とても彼らしいものだったなと。誰かと繋がるため。
今度こそ、中村さんを裏切ったりはしない。1人にしない。彼女を連れて、「向こう側」に行く。



必要以上にふさぎこんで、自分のことしか考えられないけど誰かとは繋がっていたくて、なんとかこの違和感・不快感を吹き飛ばしたくてもがいてる…高男が抱える弱さや闇は、まさに思春期をこじらせた形です。どっぷり肩まで頭まで、あのころのエネルギーに飲まれています・
ただ彼の考えてること、感じていること、目指したいものは、なんとなく感覚で分かる。
それは自分もかつて思春期を過ごしたからなのかもしれないですね。
押見修造先生は、単行本に「この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女、かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます」と描いています。
本当にこの作品が描こうとする「思春期」は、毒があって生々しさもあって、思い出したくもないような嫌なものを見せてくる。
でもこの作品のキャラクターが成し遂げる、一般的には無意味で迷惑千万な暴走は、まがまがしいけれど、心魅かれてしまうんですよね。そんなバカなことで、何かを成し遂げたような、尊いものを得られた達成感を覚えてしまえる、あのぐちゃぐちゃになった精神状態。
間違いなく、この作品は高密度に最低な「思春期」が詰まっているのです。

今回最もショッキングだったシーンと言えば、高男が自分の偉業を中村さんに見せつけたシーンなのではないでしょうか。
秘密基地のような小屋の中、「悪の華」を燃やして照らし出したその光景。

20110827114410.jpg (クリック拡大)

体育中の更衣室から盗んだ、クラスの女子たちの下着が、数十枚つりさげられていました。
異様な光景に思わずゴクリと生唾を飲んでしまいます。完全に変態ですわ!!
でもこれを誇らしげに見せる高男と、しげしげと眺める中村さん。
常識は通用しない思春期の価値観。高揚感。
また高男はクラス女子全員のパンツを盗みましたが、1人分、あえて盗みませんでした。その人物が佐伯さん。その理由を中村さんに尋ねられ、彼はいいカオで答えるんですよね。

20110827114405.jpg

コイツはやべええええ!

再び加速しだした「クソムシ」たち。どうすれば彼らを満足させられるのか、きっと彼ら本人ですらはっきりとした答えは分からない。それでも今この瞬間のもやもやを晴らしていくしかない。
墜落していく。もっと深く、激しく。



というところで以上「悪の華」4巻でした。
今回もヒドい漫画でしたねー、いやいや、大好きです。少年漫画の主人公がこんなにダメな方向にハイテンションになっている様子を見れるのってなかなか面白い。
そして4巻は非常に気になる終わり方をしました。やはりまずい方向に行きそう…!
決して多くはない登場人物たちの中で、グツグツと嫌なものが煮えてきてる感じがします。
5巻ではどんな暴走を見せてくれるのか。ちょっと怖いですが、楽しみにしたいです。
クソムシって、むしろお前らのことだよねっていう。バカみたいな青春だ。

『悪の華』4巻 ・・・・・・・・・★★★☆
3巻の大盛り上がりから多少落ちついて新章スタート。でもやっぱりドロドロしてますね。



他の巻の感想。3巻以前はないです・・・。
背徳と情欲で暴走する少年少女に目が離せない!『惡の華』5巻
思春期の大暴走…もう後戻りはできない!『惡の華』6巻
その目に焼き付けてくれよ、僕らの”惡”を。『惡の華』7巻
怯える幽霊と忘れられない華の影。『惡の華』8巻

[漫画]ついに終戦。憎しみの果てに何が残るか 『ブレイクブレイド』10巻

ブレイク ブレイド ? (Flex Comix)ブレイク ブレイド ? (Flex Comix)
(2011/08/12)
吉永 裕ノ介

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   ――そうだ ジルグなら こいつに勝てる

発売されましたブレイクブレイド10巻。
熱く盛り上がってきた王都防衛戦。新装甲をまとったデルフィングが登場した9巻のラストからテンション上げて待っていたわけですが、いよいよ、ライガットとボルキュスの直接対決です。
読んでる最中はもうテンションMAXですよ。いやー、面白い!カッコいいなクソ!
ではさっそく感想へ。今回触れたい事がネタバレになる部分が多すぎるので注意。



突如発動した、王都防衛戦のカギを握る超重要作戦「人柱<サクリファイス>。」
それは、あえて王都に深く敵軍を侵入させ、敵の陣形が経路にそって細長く伸びたところを、城壁に隠れていたゴゥレムが攻撃をしかける、いわば王の首をオトリにした奇襲作戦でした。
悠長に構えてはいられない状況。求められるのは大群の中の敵将をはやくに討つこと。
ライガットはこの作戦のメイン。一気にボルキュスに近づくべく備えた、手裏剣のような新型武器・巨大投擲武器を使い、護衛隊を一掃!あっと言う間にボルキュスとの一騎打ちに!

こんな作戦、ライガットとホズルの信頼関係がなければできませんよねえ。
あえて敵に侵入させるなんて、失敗したら最悪な状況になるのに。それでもこの作戦について考えた時、まず自分の聞けんよりも、ライガットに大きな危険が伴うことを恐れていました。
ホズルはライガットの親友として、なにより一国の王として、判断するしかない。
彼がライガットの力を信じていなければ、こんな作戦成り立つはずがないのです。ここにもかつて育まれた友情が活きてきますねぇ。ホズルは表立った活躍はまだありませんが、想像してみればなかなかカッコいい部分を担っていると思います。

まぁとにかく、ボルキュス戦です。
憎しみと殺意でギラギラしてるライガット、新装甲&新武器でモチベーションも最高。
一方、護衛を一掃され孤立してしまった戦争のカリスマは、しかし不敵に笑うのでした。「近づけば私に勝てると思っているようだな。逆だ小僧」。いいよいいよ、啖呵切ってこそだ。

20110824010005.jpg (クリック拡大)

今回のバトルは、これまでこの作品に自分が感じていた数少ない欠点、ゴゥレム同士の戦闘になると動きがやや分かりづらいということが、解決されていたように思います。
ブレイクブレイドという漫画のロボットバトルは、実に重苦しいです。空は飛びませんし、ビームなんてありませんし、敵を鮮やかに真っ二つ!なんてこともありません。ドスンドスン走る。無様に砕ける。それがいい。けれどこのボルキュス戦は、過去最高に鮮やかな戦闘シーンだったと思います。
動きが分かりやすいいちいちハデで面白い。これぞ魅せるアクション!
城壁から飛び出して、ボルキュスまでの距離を敵を蹴散らしながらすごい勢いで爆走していくところとか最初からテンション上がってしまいます。
さらに上に宙で一回転しながらイーストシミターでヒュケリオンの左腕をぶっちぎるところとか素晴らしい!そこからデルフィングの着地を狙って突き立ててきたヒュケリオンの残る右腕を、着地と同時に方向転換して切り落とすところ(上の画像)とかもう!最高じゃないですか!
長く待っていた決戦シーンだけに、やはり相当気合いが入ってました。これは熱い。



そしてここからさらに面白くなる。
ライガットとジルグの繋がりは、ジルグが死んでもなお一際輝いています。
戦闘中ライガットは、自分の身代りに死んだ、1人の男の姿が想っていました。
「ジルグなら こいつに勝てる」「あいつは…止まらなかった。全て速かった」
戦いながらそんな風に、自分の代わりに死んだジルグのために、「ジルグになろう」としていることが感じられますね。戦闘センスや操縦テクニックなど卓越した能力を披露し、ライガットが強い憧れを寄せたジルグ。
ライガットはジルグを処刑したジルグを、シルグの仇として殺そうとしていたと同時に、ジルグになりきって「ジルグVSボルキュス」の構図を本来なるはずであった(とライガットが信じる)ジルグの勝利という形に持って行きたかったのかも知れません。

どことなく今回の戦闘には、ジルグの力を証明して見せたい気迫もあった気がします。それが、ジルグに生かせてもらった自分の使命だと、ライガットが感じているのかもしれません。ジルグの動きを参考にしながら、自分が彼に成りきり、代わってボルキュスを叩き潰してやりたい。
やや妄想入り過ぎてる感はありますが、個人的に一層燃えるシチュエーションに!
戦闘中のライガットのセリフやモノローグは、最低限しかありません。
それでも彼が感じていることや、渦巻く感情は、恐ろしいほど力強く伝わってきました。

そして今回、ジルグが死ぬ前にライガットに何を言い残していたのかが分かりました。
みんなが簡単にできても、彼には難しい、なにか。

20110824010014.jpg

それは親孝行でした。

ジルグとバルドの父子の関係は、やや雰囲気を掴みかねるように自分は感じていたんですが、ようやくはっきりしました。これはジルグが心の奥底ではしてみたかった希望なのかも知れません。
彼のその言葉を聞いていたからこそ、ボルキュスの動きを封じ切ったとき、殺すか捕獲するかの選択をジルグの父親のバルドに任せたんですね。
けれどボルキュスの明かされる新事実が、ライガットの理性を完全粉砕。
ボルキュスは、ジルグが黒銀のゴゥレムのパイロットではないと知っていたのだ。
ジルグの死は、ボルキュスを欺けてはいなかった。無駄死にだったとは言わない。けれどジルグが命を賭して見せた決意は、未来へ繋ぐ勇気は、ボルキュスの手のひらの上で踊らさせていたにすぎなかった。それは間違いなく最大級の屈辱だ。ジルグの死を、遊んだのだ。
殺意に堪え切れないライガットの刃は、「生かして捕えろ」の命令を無視し、ボルキュスの身体をつらぬいたのでした。そして叫ぶ。

20110824010017.jpg

咆哮しながらのこの表情。ダークサイドに落ちてしまったみたいな迫力ですよ。
直後にライガットの表情は無くなり、涙を流しました。
戦争は決着。事情を知るものの胸には、猛烈な虚無感をのこして。



思わず無駄に長文で書いてしまいましたが、面白すぎてもう。身震いしっぱなしですよ!
これまで長らく積み重ねられてきたものを締めくくる、大満足のバトル。
そして当初から精密に描かれてきた本当の「戦争」の姿は、この偉大な結末にも、もの寂しく切ない足跡を残しています。これぞこの作品の味。気持ちのいい戦争の終わりなんて描かない。
劇場版アニメのラストとはだいぶ味わいの違った仕上がりになりました、
また、ストーリーも大きく動き、変化しました。
じっくりと進められてきた物語が、ここで初めて大きな節目を迎えたのです。
なによりボルキュスの死、戦争の一時終結。これらは非常に大きなものであるはず。
この結末が、この先物語に何をもたらすのか。まだ解決していない点は多いです。

それにしても、みんなカッコよすぎるんですよ。
ライガットの鬼気迫る表情はもちろん、他のクリシュナ戦士たちも、敵であるアテネス軍幹部たちも茶苦茶カッコいいです。ボルキュス将軍とか、最後までヘタれず威厳を保ったまま死にましたね。最後まで戦人らしく。
死者をめぐるその後もしっかりと描いてくれる作品なので、ボルキュス将軍の家族の描写も、今後あるんでしょうか。これも楽しみですね。
しかし影ながらに、実は今回の戦闘で1番カッコいいんじゃないかという活躍をしたと思う人物も、今回ひっそりと亡くなりました。彼の雄姿を忘れるわけにはいかないのです。

20110824010009.jpg

うおおおおザンス執務次官殿ー!!!
ごめんー!てっきりダメ野郎だと思ってた!撤回撤回!男前すぎだよザンスさんー!!

…さてここから10巻の初回限定版のことも少し。
ブレイク ブレイド 10 限定版 (フレックスコミックス)ブレイク ブレイド 10 限定版 (フレックスコミックス)
(2011/08/13)
吉永 裕ノ介

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限定版は、通常版とは違ってシギュン様がお麗しい別カバー。
それと設定資料集vol.1が付いてきます。vol.2は11巻の限定版に付属予定。
登場ゴウゥレムたちのパラメータ情報や、名場面集的コラムも嬉しい仕上がりです。
あの「至高のゴゥレム」ことアキレウスさんの詳細なデータも!テュペル家のファンは要チェックですね。ものすごく偉そうに登場してほぼ2ページでカッコよく瞬殺された名場面を思い出します!こんなネタキャラ&ネタゴウレムにまでしっかりと設定が作ってあるなんて…。
ドクター・ヘパイスの存在が強いのも注目したいですね。シギュンとの師弟関係とか、今後物語に深く関係するようになっても面白くなりそうじゃないですか!
それと吉永先生へのインタビューへのインタビューも興味深かったです。
一段落つきましたが、物語はまだまだ終わらないどころか、より盛り上がっていきそうですね。

また、ここでしか読めないであろう書き下ろし漫画が9ページ載っています。
10巻では登場がなかったクレオちゃん。祖国に戻って家族とのどかな日常へ…。
そしてこのオマケ漫画では、お母さんのエレアさんと母子一緒に寝ることに!
エレアさんは本当に1児の母かよとというルックスでかわいいですね!さすがは童顔巨乳の遺伝子を継ぐサーブラフ家です。というかエレアさん28歳ですよね。それでこれは反則だ!

20110824010012.jpg

心やすまる、温かな1シーンですね。
しかしこの後、クレオに悲劇が・・・!エレアさんのかわいいけれど危ない1面が初披露される短編になっています。これはサーブラフ家ファンのみなさんは要チェックですね!
と、なんだか本編と合わないノリのままブレイクブレイド10巻感想、終わります。

『ブレイクブレイド』10巻 ・・・・・・・・・★★★★☆
怒涛の一冊!シリーズ最高の盛り上がりです。限定版のオマケ漫画もよかった!

[漫画]漫画ナツ100参加記事 その2.(完結作品編)

以前リストでアップしたものに、個別にちょっとした文章を加えてみたものです。
「10巻以内の作品」から完結作品で50、連載中作品で50選んだのですが、一気に100作全部は難しかったので、今回は完結作品50作を紹介する前編です。
作品名リストやこの記事には載っていない「連載中作品50作」などは以下の過去記事を参照。

[漫画]漫画ナツ100参加記事 その1.(作品リスト編)
[漫画]漫画ナツ100参加記事 その3.(連載中の作品編)



では。
作者名のあいうえお順で並べてみたんですが、ちょっと分かりにくくなってしまったかも。

1,ストロボライト 青山景
ストロボライトストロボライト
(2009/08/04)
青山 景

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全1巻。トリッキーな構造を持っていますが、物語そのものはセンチメンタルな青春もの。
一筋縄ではいきませんが、何度も読んでみたくなる魅力がある1巻完結作品です。
もどかしく切ない物語の結末は、男のロマンチシズムも感じられたりできて好きです。

2,ソラニン 浅野いにお
ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)
(2005/12/05)
浅野 いにお

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全2巻。浅野いにお先生の代表作なんじゃないかなと思います。映画も凄く良かった。
サブカル臭をむんむんに匂わせるいにお先生ですが、この作品はそれが上手く大学生たちの恋愛や友情、そして音楽と調合されています。そして泣ける。ベタですが、こういうのに弱い。

3,虹ヶ原ホログラフ 浅野いにお
虹ヶ原 ホログラフ虹ヶ原 ホログラフ
(2006/07/26)
浅野 いにお

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全1巻。連続して浅野いにお先生ですが、この作品はある種の極限にあります。
圧倒的な絶望感・閉塞感。人間というものを達観して描かれた様な作品。
押しつぶされそうなほど感情の渦に、1度読んだだけでお腹いっぱいになってしまうほど。

4,あずまんが大王 あずまきよひこ
あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
(2009/06/11)
あずま きよひこ

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新装版全3巻。そりゃあずまんがは必要ですよねということで。自分が漫画を積極的に読みだしたのは既にあずまんがが世に出てからだったので、知らないうちに影響受けていたともいえるのかも知れません。
キャラもギャグも雰囲気も、今読んでもやはり素晴らしく魅力的な作品です。

5,年上ノ彼女 甘詰留太
年上ノ彼女。 6 (ジェッツコミックス)年上ノ彼女。 6 (ジェッツコミックス)
(2007/10/29)
甘詰 留太

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全6巻。この作品のせいでちっちゃくて年上な女性というちょっとニッチな方向に憧れを強めたりしました。ラブコメとしても面白く、焦らし含めてエロさも抜群。加えて、初期からかすかに感じられた言いようも不安が爆発し、ぐちゃぐちゃになる終盤の展開は今読んでもゾクゾクします。
でもやっぱり、あげはさんがエロすぎてかわいすぎて・・・。

6,片恋トライアングル 天乃忍
片恋トライアングル 1 (花とゆめCOMICS)片恋トライアングル 1 (花とゆめCOMICS)
(2009/01/05)
天乃 忍

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全2巻。応援してる天乃忍先生の初連載作。かわいらしい絵柄、朗らかな世界観、それぞれに切なさを抱えているキャラクターたち。不安定さが青春くささを加速させています。

7,ネムルバカ 石黒正数
ネムルバカ (リュウコミックス)ネムルバカ (リュウコミックス)
(2008/03/19)
石黒 正数

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全1巻。ゆるくゆるく、でも最後は情熱的に走り出す大学生漫画の名作。
石黒先生の着眼点の鋭さは流石だなと思わせられる作品であり、加えてこの気だるげなムードがなによりたまらない。だからこそと言えるあのラストシーンもとても印象的。大好きです。

8,虫と歌 市川春子作品集 市川春子
虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)
(2009/11/20)
市川 春子

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全1巻。アフタヌーンに掲載された4つの短編を収めた短編集。
とにかく記憶と心に残る絵、物語、言葉。切なく温かで、神秘的な世界が広がっています。直接読む人の感覚を揺さぶってくるのですが、その感覚を文字に起こすのは難しいんですよね。読めばきっと病みつきなる、不思議な作家さんです。

9,ハックス! 今井哲也
ハックス!(1) (アフタヌーンKC)ハックス!(1) (アフタヌーンKC)
(2008/11/21)
今井 哲也

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全4巻。部活としてアニメ製作に取り込む高校生たちを描いた作品。
「楽しい!」と情熱ばかりで走る主人公が、情熱ばかりでどうにもならない現実に直面していくストーリーは、苦みがあるんだけどリアルで面白いです。通常とは逆に、後半になるにつれだんだん結束が崩れていく様子は読んでてヒヤヒヤ・・・、それでも暗いばかりではありません。

10,ハチミツとクローバー 羽海野チカ
ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)
(2002/08/19)
羽海野 チカ

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全10巻。個人的に少女漫画の金字塔。初少女漫画がハチクロでした。ゆとり乙。
とにかくキラキラした作品。幸福ばかりではなく、苦悩や苦み、切なさもたっぷりを内包されていますが、それも全部ひっくるめて青春なんだと言いきれる。青春には期限なんてないって少年ハートも歌ってましたよ。話がズレた。
なんか理屈抜きに好きなのであまり私の言葉は信用しない方がいいです。だめだめです。

11,薔薇だって書けるよ 売野機子
薔薇だって書けるよ―売野機子作品集薔薇だって書けるよ―売野機子作品集
(2010/03/26)
売野 機子

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静かに感情を揺さぶられる恋愛短編集。これで初単行本の新人さんとか凄いなぁと。
感想を言葉にするのにちょっと苦労する作品ですが、間違いなくオススメです。ちょっと懐かしさを感じる作風かもしれません。詩的なモノローグにも特徴があって好き。このセンスの良さは、どういうことだろう。

12,学校の時間 長田佳巳
学校の時間 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)学校の時間 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2010/07/23)
長田 佳巳

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全2巻。キャラ同士のいがみあいをよく描いてくれる作家さんですが、それは本作にも強く表れています。みんなケンカばかりです。ストレス溜まります。でもそれが「学校の時間」だったような。・・・そんな雰囲気がたまらない作品です。
男の子も女の子も、みんなすごくいい表情してくれるのも良いです。

13,はつきあい カザマアヤミ
はつきあい(2)(完) (ガンガンコミックスJOKER)はつきあい(2)(完) (ガンガンコミックスJOKER)
(2011/05/21)
カザマ アヤミ

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全2巻。「悶える」ということの意味を再確認、あるいは真に理解させられた一作。
オムニバス形式で、いろんな男の子と女の子の初々しいやりとりが描かれています。
ページをめくるたび悶絶しながら転がりまわったあの時間は、最高に幸せでしたが、他人に見られたら気が触れたと思われてしまいそうでもあり。ニヤニヤが止まらず、人前で読むことはオススメできません。

14,夕日ロマンス カトウハルアキ
夕日ロマンス(Flex Comix)夕日ロマンス(Flex Comix)
(2007/07/12)
カトウ ハルアキ

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全1巻。といいつつ完結後もちょくちょく色んなところで続編を見かけますね。
超ブラコンなお姉ちゃんと、ぼんやりイケメンな弟くん。お姉ちゃんの暴走っぷりは見ていて楽しいし、お母さんの涙のシーンなど、ちょっと切ない部分も好きです。この作品に見える家族の関係は、ちょっとというかだいぶおかしいんですが、羨ましいものではあるんですよね。

15,プリティフェイス 叶恭弘
プリティフェイス 1 (ジャンプコミックス)プリティフェイス 1 (ジャンプコミックス)
(2002/10/04)
叶 恭弘

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全6巻。ジャンプの購読を始めた時に丁度連載してた叶先生の初連載作品。
常に緊張感のあるシチュエーションに身を置きながら、なんて楽しそうで羨ましい主人公なんだと、小学生のころはこの作品に夢中でした。1話完結ものが多く読みやすかったのも印象的。

16,エム×ゼロ 叶恭弘
エム×ゼロ 1 (ジャンプコミックス)エム×ゼロ 1 (ジャンプコミックス)
(2006/11/02)
叶 恭弘

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全10巻。叶恭弘先生が大好きなのが分かりやすい2連続。エムゼロです。
プリフェで見せたドタバタお色気ラブコメから、魔法をとりいれた学園コメディに。
シリーズによってはバトルをやったりもしましたがこれも面白く、叶先生の器用さを見せつけられました。大勢いるクラスメイトそれぞれにキャラが立っていたのも嬉しい。そしたまに出現するえっちなシーンにガッツポーズをかますのでした。観月ちゃんの赤面ぷりも見逃せない!

17,竜の学校は山の上 九井諒子
竜の学校は山の上 九井諒子作品集竜の学校は山の上 九井諒子作品集
(2011/03/30)
九井 諒子

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全1巻。今年でた短編集ではイチオシしたい作品です。
想像の裏をかく展開や設定、可愛らしくも切ない、ファンタジックな世界観。
なにもかもが魅力的で、凄い新人さんが出てきたなと嬉しくなります。収録作品も多い。あなたの心をそっと揺さぶる物語が、きっと見つかります。

18,恋愛遊星 倉橋ユウス
恋愛遊星 (MFコミックス アライブシリーズ)恋愛遊星 (MFコミックス アライブシリーズ)
(2009/12/22)
倉橋 ユウス

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全1巻。「銀河を超えて、デートをしよう。」は今も強烈な印象を残すキャッチです。
宇宙とダイレクトに繋がるようになった未来を舞台に、いろんな星の人と繋がっていく恋愛模様を描いたオムニバス短編集となっていて、どのエピソードもハイクオリティ。
宇宙というスケール感と、身近なような恋愛のギャップも面白い作品です。

19,セルフ 朔ユキ蔵
セルフ 4 (ビッグコミックス)セルフ 4 (ビッグコミックス)
(2010/05/28)
朔 ユキ蔵

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「オナニーは好きですか」という問いに「もちろん!」と答える勇気をくれた作品。そんな勇気が本当に必要なのかは今も分かりませんが、とにもかくにも、この作品が持つエネルギーや情熱は素晴らしい。
それらが煮詰まりすぎて終盤はカオスになり過ぎた感はありましたが、走り抜けてくれた満足感・充実感がありました。気持ちのいい、力強い、肯定の物語。

20,ヒーリング・プラネット 桜野みねね
ヒーリング・プラネット 新装版 (BLADE COMICS)ヒーリング・プラネット 新装版 (BLADE COMICS)
(2004/09/10)
桜野 みねね

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全1巻。桜野みねね先生の作品の中では、けっこう実験的なもの。
慣れないPC作業で取り組んだようですが、心地いい解放感を味わえるいい出来になってると思います。ちょっとだけ消化不良ですが、この完結もまた、未来に繋がっていくようでいいかも。
元気爽快な主人公のキャラクターも、かわいらしいマスコットキャラたちも好き。

21,真月譚月姫 佐々木少年/TYPE-MOON
真月譚月姫 10 (電撃コミックス)真月譚月姫 10 (電撃コミックス)
(2010/12/18)
佐々木少年

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全10巻。月姫の漫画版です。自分は原作を未プレイなので、原作と比べてどうとか変更点がどうとか良いことは言えまえんが、純粋に漫画として非常に面白かった。丁寧な進行、迫力あるバトル、いろいろ漲る設定の数々。いい作品だったとしみじみ読み終えることが出来ました。

22,ほしのこえ 佐原ミズ
ほしのこえ (アフタヌーンKC)ほしのこえ (アフタヌーンKC)
(2005/02/22)
佐原 ミズ

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全1巻。新海誠監督のオリジナルアニメを佐原ミズ先生がコミカライズした一作。
原作アニメにない設定を加えつつ、原作の一歩先へと踏み出した素晴らしいコミカライズ。個人的には原作よりこちらのラストシーンの方が好きかもしれないという。佐原ミズ先生らしい切なくも瑞々しい世界観も、原作との調和性も高くて良いですね。

23,ブラッドハーレーの馬車 沙村広明
ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS)ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS)
(2007/12/18)
沙村 広明

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全1巻。あまりに衝撃的な内容から、読んだ人はついつい話題にしたくなる本かも?
とは言え、よく名前聞くし読んでみよっかな~と気楽に挑むのは無謀過ぎる気が・・・。
この作品はハッピーエンドかバッドエンドかを以前話し合ったことがあり、面白かったです。
なんともいえない生臭さと、儚く心魅かれる空気が漂う作品。

24,キミキス various heroines 東雲太郎/エンターブレイン
キミキス-various heroines 4 (ジェッツコミックス)キミキス-various heroines 4 (ジェッツコミックス)
(2008/08/29)
エンターブレイン

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全5巻。自分はキミキスというゲームが大好きなのですが、そのコミカライズもいい大変出来。
とことんキスのみでエロス分を補給するという、キミキスというコンセプトにある意味ピッタリ合った仕上がりでした。キスでヒロインを昇天させるのだ!

25,蝋燭姫 鈴木健也
蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)
(2009/10/15)
鈴木 健也

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全2巻。近年完結した作品でも非常に印象に残るラストを迎えた作品です。この結末の先は、散りばめられたヒントから読者それぞれが想像するしかない。それがとても楽しい。
絵柄にしろ内容にしろ、かなりクセのある作品ではあるんですが、とにかく作品そのものが愛おしくてしかたありません。エログロ、ファンタジー、百合。そんな組み合わせが好きな人に(?)

26,ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編 鈴羅木かりん/竜騎士07
ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編 4 (ガンガンコミックス)ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編 4 (ガンガンコミックス)
(2008/06/21)
竜騎士07

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全4巻。ひぐらしファンな自分ですが、特に好きなのが罪滅し編。スクエニのひぐらし原作コミカライズシリーズは総合的にかなりレベルの高いものでしたが、特にこの罪滅し編コミカライズは、原作への思い入れと漫画としての出来ひっくるめて最高に胸を熱くさせられました。終盤は極上の少年漫画展開!

27,秒速5センチメートル 清家雪子/新海誠
秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)
(2010/11/22)
清家 雪子

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全2巻。新海誠監督のアニメ作品「秒速5センチメートル」のコミカライズ。なんかコミカライズ作品結構な数を上げてますね・・・まぁいいか。好きなものは好きだからしょうがないという。
1時間強の原作を、じっくりと情感たっぷりに漫画にしてくれており、原作になかった演出やアフターストーリーも見逃せないです。原作ファンはもちろん、知らない人にもオススメしたい一作。

28,最終兵器彼女 高橋しん
最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)
(2000/05)
高橋 しん

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全7巻。自分を狂わせたA級戦犯。中学生の時たまたま深夜にテレビつけたらこのアニメがやっていて、原作漫画を読んで、もう大変でした。ハードボイルドな設定と高校生同士の淡い青春模様、そしてハッタリ効かせまくりで読者を驚かせる演出の数々。漫画を読む面白さは、この作品に教えてもらった気さえします。壮絶・壮大な愛のおはなし。愛してます。

29,愛人-アイレン- 田中ユタカ
愛人 -AI・REN- 5 (ジェッツコミックス)愛人 -AI・REN- 5 (ジェッツコミックス)
(2004/09/29)
田中 ユタカ

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全5巻、新装版全2巻。愛と生命の尊さを噛み締める物語。名言がガンガン飛び出します。
この作品のエネルギーを前にしては、どんな言葉も無駄と言うか。ぜひ読んで欲しいです。
背負ったテーマやメッセージはとてもヘヴィーですが、とにかく心に刺さる言葉たち。こんなに大きいなにかをダイレクトに受け取れる作品はそう無い。ページが涙でふにゃふにゃです。

30,くらしのいずみ 谷川史子
くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)
(2008/01/28)
谷川 史子

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全1巻。いろんな夫婦を描く短編集になっています。
恥ずかしながらこの作品で初めて谷川史子先生の作品を読み、以降ちょこちょこ他の作品も読むようになってきましたが、初めて先生の作品に出会えた記念というか感動というか、そういう意味もあって特にお気に入りの1冊です。

31,羊のうた 冬目景
羊のうた (第1巻) (バーズコミックス)羊のうた (第1巻) (バーズコミックス)
(2002/01)
冬目 景

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全7巻。冬目景先生の代表作なんだと思います。とてもよくまとまっています。
よどみの中でもがく人々をじっくりと描いていく作品。ほの暗いムードが終始漂っているのに、非常にピュアでもある、不思議な読み心地でした。千砂は深く心に刻まれている女性です。

32,眼鏡なカノジョ TOBI
眼鏡なカノジョ (Flex Comix)眼鏡なカノジョ (Flex Comix)
(2008/03/12)
TOBI

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全1巻。登場人物の多くが眼鏡キャラという、フェチズム溢れる一作。
眼鏡とタイトルにあるだけに眼鏡へのこだわりはなかなかなものですが、それ抜きにしても良質な青春恋愛物語ばかり。眼鏡属性は無いけどラブコメを読みたい、という人にもオススメしたいです。この作品で目覚めることもあるはず!

33,FLIP-FLAP とよ田 みのる
FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)
(2008/06/23)
とよ田 みのる

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全1巻。「ラブロマ」「友達100人できるかな」など、10巻未満で収まり良い作品を生み出してくれているとよ田先生ですが、1巻に凝縮されてるっぷりが凄まじいので今回は「FLIP-FLAP」で。
異色のピンボール漫画ですが、それに青春を燃やす少年少女の姿は最高に熱いのです。

34,トラウマイスタ 中山敦支
トラウマイスタ 5 (少年サンデーコミックス)トラウマイスタ 5 (少年サンデーコミックス)
(2009/08/18)
中山 敦支

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全5巻。サンデーから飛び出したよくわからない漫画。キモい、けど最高にカッコいい!
3巻ラストからの物語の加速っぷり、渦巻く熱の膨張率、ハンパない盛り上がりです。
常人では手の届かないところに足を踏み入れたような高揚感を味わえる異能バトル漫画。
イカれたテンションの漫画を読みたいならオススメしたい作品ですね。

35,鉄道少女漫画 中村明日美子
鉄道少女漫画鉄道少女漫画
(2011/01/31)
中村 明日美子

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全1巻。中村明日美子先生の少女漫画での短編集。どの作品にも「鉄道」が絡みます。
可愛らしくも切ない話ばかりで全体的に好きなのですが、特に「夜を重ねる」という短編が好きすぎて大変です。少女漫画モードの中村明日美子先生もいいですよねえ。

36,甥の一生 西炯子
娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)
(2009/03/10)
西 炯子

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全3巻。 ロマンチックなだけじゃない、大人として結婚をどう捉えるか、自分に新しい視点や見識を与えてくれたので。いろいろ発見があった作品でした。物語も面白かったです。2巻の最後なんて極上・・・!3巻のラストエピソードは、今読んでみるとなかなかビックリします。

37,回遊の森 灰原薬
回游の森 (Fx COMICS)回游の森 (Fx COMICS)
(2010/01/14)
灰原 薬

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全1巻。罪悪感、嫉妬、背徳と言った、けっして綺麗ではない感情や行為を、じっとりと丁寧に執拗に描いていく短編集。心の奥底に爪を立てられるような読み心地が魅力的。
それぞれのエピソードに「森」という共通ワードへの別々の意味が込めてあるのも良いですねぇ。個人的にはロリコン青年を巡る「逃げ水」が特にお気に入りですが、全部好きです。

38,HELLSING 平野耕太
HELLSING 1 (ヤングキングコミックス)HELLSING 1 (ヤングキングコミックス)
(1998/09)
平野 耕太

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全10巻。ヒラコーの代表作。よくこの作品のパロネタを見かけますね。
イカれたバカ野郎たちがロンドンを炎上させながらド迫力のバトルを繰り広げるお話。
後半に行くにつれ刊行ペースが落ちるのに容赦無く突き上がっていくテンション。特に7巻を読んだ時は熱すぎて全身ガクガクさせてました・・・ベルナドットー!!闘争はロマンだ!

39,真・女神転生デビルチルドレン 藤異秀明/アトラス
真・女神転生デビルチルドレン (1) (講談社コミックスボンボン)真・女神転生デビルチルドレン (1) (講談社コミックスボンボン)
(2001/03)
藤異 秀明、アトラス 他

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全5巻。小学生の時はこの漫画に熱中してました。原作ゲームともアニメともノリがかなり異なっていて、「幼年誌版ベルセルク」と呼ばれるほどのハードっぷりを見せてくれました。本当にお前ら小学生かよってくらいハードボイルドでロマンチック。女の子が可愛いのも見逃せませんね、未来、エレジー、ゼットくん。新装版での再発売を待っているんですが、まだかな!

40,魔女っ娘つくねちゃん まがりひろあき
魔女っ娘つくねちゃん よせあつめ (KCデラックス)魔女っ娘つくねちゃん よせあつめ (KCデラックス)
(2007/10/23)
まがり ひろあき

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よせあつめ全1巻。「+」や「かおす」などの単行本も出ていますが、やはりこの無印版でしょう。
アッパーズ版1巻のころのギャグの切れ味が尋常ではなく、ツボりすぎて困りました。後半やや定型化されてきた感はありますが、もうこの漫画のまったり殺伐な空気に惚れこんでしまったのでどうしようもない。一応アニメにもなって、そっちも結構面白いのでオススメしたいです。

41,U15’s MATSUDA98
U15’s (CR COMICS)U15’s (CR COMICS)
(2010/11/06)
MATSUDA98

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全1巻。MATSUDA98先生初のオリジナル短編集。かわいい女の子がぎっしりぎっしり。キラキラ眩しい、まっすぐな物語が数多く収録されており、いつ読んでも温かな気持ちにさせてくれます。男女の仲が恋愛ばかりでないのも良い。

42,ほのかLv.アップ! MATSUDA98/太田顕喜
ほのかLv.アップ! 1 (電撃コミックス)ほのかLv.アップ! 1 (電撃コミックス)
(2006/06/27)
MATSUDA98

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全4巻。二連続ということでただMATSUDA98先生の絵が好きなんじゃねーの感を漂わせますが、否定できない。だって女の子がこんなに可愛いんだもの!ゲーム会社で頑張る女子高生ほのかが主人公であり、ささいなことから行き詰った課題への答えを見つけ、それがそのまま人生の教訓にもなっていく。王道ですが気持ちのいい展開が多く、読みやすいです。

43,ストレニュアス・ライフ 丸山薫
ストレニュアス・ライフ (ビームコミックス)ストレニュアス・ライフ (ビームコミックス)
(2011/06/15)
丸山 薫

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全1巻。最近の単行本ですね。ショートショートを大量に収録したものになっており、まるで豪華な絵本を読んでいるような気持ちにさせてくれる一冊です。可愛らしい絵も魅力的。老若男女、小さな子どもにもオススメしたい作品。

44,惑星のさみだれ 水上悟志
惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)
(2006/01/27)
水上 悟志

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全10巻。尻上がりに急激に面白くなっていき、そして初期から緻密に計算され張り巡らされていた伏線に驚愕する。歪んでいるようで、芯は王道少年漫画。なんど胸を、目頭を熱くさせられたことか・・・!近年完結した作品では指折りの面白さだと思っています。
ゆるやかな空気を保ったまま、最高の緊張感と高揚感を同居させている作品。

45,サイコスタッフ 水上悟志
サイコスタッフ (まんがタイムKRコミックス)サイコスタッフ (まんがタイムKRコミックス)
(2007/10/27)
水上 悟志

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全1巻。「惑星のさみだれ」と並んで人気が高い気がする水上悟志先生作品。
全1巻という尺ながら、無理が無い上に圧倒されるほどの激熱展開。凄いスケール感です。努力と才能をめぐる話も非常に印象的ですし、ボーイ・ミーツ・ガールとしても完成度高し。大人が読みたい少年漫画というのはこういうのかも知れない。

46,GAME OVER 水谷フーカ
GAME OVERGAME OVER
(2010/07/31)
水谷 フーカ

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全1巻。社会人の女性と中学生の男の子が恋におち、それからの2人を描いていく作品。大人が大人らしく、子どもも大人らしく頑張るけど、なんだか上手くいかない・・・そんな様子をみては悶え転がってしまうのでした。どんどん時間経過させていき、2人の距離感をちょっとずつ変えていくのも、また素晴らしくニヤける。ラストシーンの流れも大好きです。

47,RANGEMAN モリタイシ
レンジマン 6 (少年サンデーコミックス)レンジマン 6 (少年サンデーコミックス)
(2007/11/16)
モリ タイシ

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全6巻。正直1巻はどうしたことかと思いましたが、2巻以降の面白さの加速ぶりはなかなか凄いです。戦隊ヒーローものですが、その裏設定がかなり切ない仕様なのも面白かったですね。
しかしなにより風香というヒロインの魅力が飛びぬけていた。かわいすぎます。一時期ずっと風香ちゃんのことを考えていました。いろいろ残念な点はあり、打ち切りには納得してしまうのですが、しかし風香ちゃんが埋もれていってしまうのは嫌で、この作品はきっと忘れません。

48,クロノクルセイド 森山大輔
クロノクルセイド 1 (ヤングキングコミックス)クロノクルセイド 1 (ヤングキングコミックス)
(2010/01/08)
森山 大輔

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新装版全8巻。森山大輔先生の初連載作ですが、この完成度には驚かされます。
ファンタジーではあるんですが、ファンタジーな力でこじつけず、初期からのテーマをブレることなく貫いていったことが素晴らしい。私が選ぶラストシーンが好きな漫画TOP5にも入るかも知れません。この作品があるから、ワールドエンブリオの結末にも期待をしてしまうというか。
くっきりと見やすい作画も好きですし、専門用語は多少あれども思ったよりシンプルな物語構造になっていて、全8巻ということもあり読みやすい。ラストの素晴らしさを堪能してほしいです。

49,夢のアトサキ やまむらはじめ
夢のアトサキ (ヤングキングコミックス)夢のアトサキ (ヤングキングコミックス)
(2007/11/28)
やまむら はじめ

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全1巻。やまむらはじめ先生の、美大を舞台にした学生たちのオムニバス青春劇。
大学生らしい、大人になりきれてない不安定さが空気にうまく溶け込んでいます。派手ではありませんが、静かに染みいる感動を味わえる、素敵な作品だと思います。
あと阿耶さんの照れ顔がかわいいんだ。緋塚さんの泣き顔もとてもかわいいんだ。

50,リトル・リトル ろくこ
リトル・リトル (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)リトル・リトル (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)
(2009/09/11)
ろくこ

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全1巻。人間の女の子とケモノ耳少女の、のどかな日常を季節ごとに追っていく作品。
女の子がとてもかわいらしく、それだけでも大満足なのですが、なんといってもこの作品最大のサプライズは・・・ああ、これはでひ読んで欲しいので秘密ということで。全編サイレントにより、さらに作品の空気やキャラクターのしぐさに注目できます。微百合。



以上。繰り返しになりますが、続く「連載中の作品編」はこちら

[漫画]罪悪感と、淡い恋。 『屋上姫』2巻

屋上姫(2) (フレックスコミックス)屋上姫(2) (フレックスコミックス)
(2011/08/12)
TOBI

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   俺たち・・・付き合ってるんですから

TOBI先生の「屋上姫」の2巻が発売されました。
「眼鏡なカノジョ」でTOBI先生の作品にハマったのですが、この「屋上姫」はこれまでのTOBI先生作品の雰囲気とは一味違ったストーリーとなっており、見逃せない仕上がりなのです。
甘酸っぱい・・・というかもう「苦い」と言えるような人間関係が繰り広げられる本作。
そういえば今回の表紙、なんだか屋上のフェンスが檻のようにも見えます。
(構図的には)フェンスの向こうの自由な空から隔てられてしまっているヒロイン・澄花。ちょっとこじつけっぽいですが、イメージとしては作品の内容に合ってるかもですね。
というわけで今日は「屋上姫」2巻の感想です。



1巻ラストで、澄花が本当に好きなのは主人公の黛ではないと明らかになり、2巻からは読んでる側としてはさらに心が痛い展開に入っていきます。
この作品は澄花、黛、結子の三角関係を中心に進行していくのですが、それぞれがそれぞれに抱いている純粋な想いと、それを裏切る秘密が上手く絡み合い、とても切ない関係になっています。
特に主人公・黛を慕う幼なじみの女の子、結子はブッチギリの報われないオーラを放っており、私の不幸っ娘センサーがビンビン働きます。あんまり働いてもらいたくないセンサーですが、まぁこれはこれで1つの属性として楽しめてしまったほうがきっと楽しいんだ・・・。

20110820210225.jpg

ああー、もう、かわいい。
こんな純粋で、一途に主人公を想っている結子ちゃんですが、主人公はそれに気付くことなく、加えて結子には秘密で学校のアイドル澄花と付き合っているのです。
主人公は知らずに結子ちゃんを裏切ってしまっていて、彼女もそれに気付かずに黛に淡い恋心を抱いている様子が・・・もう、イタタタ。
丸分かりなくらいに好きだって表情に出てしまってるのに気付かない黛は主人公ですね・・・。
なんとか結子に幸せになってもらいたい・・・けど、そんなビジョンあまり見えてこない。

さて、そういえば結子関連で気になるのは、結子と同じく黛の幼なじみ・ノブ。
今回は小学生時代の回想シーンが入り、当時のぽっちゃり体型は、現在のスラリとモテそうなルックスになったノブと比較すると、驚くと同時にニヤリとさせられます。
直接的な表現はされていませんが、ノブは結子をとても気にかけてるように感じられます。結子のことを好きなのかも、と考えるとより一層主人公の周辺は切ない人間関係に・・・!



しかし澄花さんにちょっとずつ変化が見えてきたことも、2巻では見逃せないポイント。
実の兄に恋をしているという澄花は、それを果たすことができない代わりに主人公と恋人関係になったという感じらしいのですが、フェイクではなく、本当に黛に心動かされてるように見受けられます

20110820210219.jpg

かすかに、けれど確実に変化が起きているような。
結子が一緒に屋上で勉強をしてもいいかと尋ねたとき、にこりと「どうぞ」と言ったあと、1人になってからこっそりと「断ればよかった・・・」とつぶやくのも印象的。彼女自身、自分のそんな考えに戸惑っているような表情を見せていましたしね。予期せぬ心の動きに驚いているようです。 
とは言っても澄花と黛の関係がフワついたままなのは相変わらずです。
結子が黛のことを好きであると見破っている澄花は、自分なんかといるより結子と一緒に行動して彼女を喜ばせるよう行動するように促します。
しかし黛からは、それが澄花が自分を遠ざけているように感じてしまうという。・・・もぉー!
付き合っているのに深くは踏み込めない・・・そんなもどかしい距離感に黛は戸惑っているようですが、これはムリはないかなと。完璧に思える女の子ですけれど、澄花って意志表示が上手くできていませんし、わりと中途半端なスタンスのままな気がします。そこが彼女の(ダメな)可愛らしさであり、この作品を面白くする1要素であるのは間違いないのですが。
この作品はもどかしい展開の連続で困ってしまいますよ!好きですけど!



超展開は無いものの、じわりじわり心を攻めてくるような空気の2巻目でした。
とは言っても、この2巻のラストには今後のハードな展開を期待せざるを得ませんが!結子おおおおお、うわあああああああ。結子には笑っていて欲しいけど、でもこういう展開、正直ゾクゾクする・・・!
ずっとローテンションが続いているというか、女々しく湿っぽい展開が多く、気持ちよく楽しめる作品ではないかも知れません。しかしこれはこれで、チクリと痛む、青春の負の感情のこじれっぷりを味わえて好きです。
今にも強風が吹きだしそうな、大雨が降りだしそうな曇り空みたい。
はやくスッキリして欲しいような、もっとじめじめもじもじして欲しいような・・・。
罪悪感やストレスを積もらせるキャラクターたち。今後の展開がとても気になります。
願わくば全ての登場人物がいい笑顔で終わってくれますように・・・!・・・無理かなぁ。

20110820210223.jpg

指先にじわり滲む痛み。晴れやかな恋には、遠い。

『屋上姫』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
急展開が少ない分、本当にじわりじわり胸が締め付けられます。いよいよ修羅場へ・・・!?

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楽園に花束を

プロフィール

漣

Author:漣
「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

連絡先。
omuraisu0317あっとyahoo.co.jp(あっと→@に)

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基本毎日います。記事にしない漫画感想とかもたまにつぶやいてますので、宜しければどうぞ。

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