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正直どうでもいい

こんな名前ですが好きな漫画の感想をかくブログです

[漫画]師弟関係に胸震える、緊迫の大将戦! 『ハンザスカイ』8巻

ハンザスカイ 8 (少年チャンピオン・コミックス)ハンザスカイ 8 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/09/08)
佐渡川 準

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   一言・・・見事!!

少年チャンピオンにて連載中の「ハンザスカイ」、8巻発売されてます。
白熱の大接戦!準決勝、御門vs東嶺大市川の試合もいよいよ大将戦となります。
今回の表紙は主人公半座と、部長の青柳先輩。今回青柳さんめっちゃ活躍中ですよー。
6巻の頭からやってる東嶺大市川戦も、いよいよ今回で終結。
今日はこの作品の感想をばー。



副将戦を終え、2対2となった御門と東嶺大市川の準決勝戦。
いよいよ、勝負は大将戦に持ち越されることになりました。
「頼みます!」と、メンバーから最後の希望を託されニヤリと笑う青柳さんが出だしからカッコいいですね。「大将戦ってのはこうでなきゃな」と、不敵に相手側をにらんでみせます。
しかしながら試合前に描かれる、東嶺大市川大将・真鍋選手のエピソードには、敵ながらあっぱれなくらいに胸を熱くさせられるのだからたまりません。

20110915231235.jpg

東嶺大市川監督・国島太陽と真鍋選手の師弟関係。これに本当に痺れる!
愚直なまでに繰り返した練習と、最も尊敬する人物に応えたいという思い。
厳しい練習に耐え、ただ1人残った三年生。彼がいたからこそ、出場してる2年・1年のメンバーも猛特訓で力をつけてきたのでしょう。真鍋が背負うドラマに思わず感動・・・!

ハンザスカイを読んでいてたびたび思うんですけど、こんなエピソードを相手校に持ってこられては本当にどっちを応援したらいいのか分からなくなってしまう!もったいないくらい!
でもこの作品をこんなに面白くしているのはこのおかげ。人間ドラマがしっかりとしているんですよね。単なる技と技とぶつかり合いではなく、人と人がぶつかり合っている。
相手校の1人1人に、彼らが「主人公」として歩んできた物語を、しっかりと用意している。たまたま「ハンザスカイ」の物語の中では相手となって登場しますが、彼らもまたまぎれもなく主人公たちなんだよなーと!試合や作品そのものに、立体感があるんですよね。奥行きがある感じ。
キャラクター愛に満ち満ちた作品だなぁと思います。今回もそれを強く感じました。

真鍋選手の闘い方もまた、同時に非常に印象的でしたね。
これまで登場した多くの選手たちが、それぞれの個性が強く表れた、テクニカルな戦い方をしていました。何か特化したものを身につけ、それを武器にしていました。
しかし大将真鍋選手は、至ってシンプルです。ただ、速いのです。
それは特殊なスキルでも能力でもない。純粋に単純に人体を鍛え上げた、積み重ねた練習の成果。なんの仕掛けもない、シンプルが故の強さを宿らせているのでした。
これに青柳も苦しめられることになります。

20110915231230.jpg

しかしながら青柳さんの先頭バカっぷりは笑うしかないですね。
超えるべき目の前の壁が高いほどに、笑みをこぼすのが彼なのですが、元日本一・国島太陽そのままの技を土壇場で繰り出した真鍋に向けてこの表情ですよ。あれ、悔しがったりしないんだ。笑っちゃうんだ。青柳さん本当に頼りがいのあるイケメン野郎ですけど、やっぱりちょっとどっかトんでますね!だからこそ頼れるのも間違いないんですが、確かに闘志を燃やすシーンであるのに不気味とも感じられそうなくらいで、そこが彼の面白い部分。

6話も使ってじっくりと描かれた大将戦。その壮絶な試合運びに関して、下のサイトさんがうまく文章化して書いてくれているので、こちらも読んでみては。
ハンザスカイ 8巻 佐渡川準コーラはおやつに入りませんさん)



試合運びもとてもドラマティックで必見ですが、試合が終わった後にも熱い。熱すぎる。
まず試合終了後の半座ですよ。結城選手との握手のシーンがまた堪らないのです。

20110915231226.jpg

6巻の時、先鋒戦で半座は結城に白星をあげましたが、試合そのものは負けていました。
頭に血がのぼった結城選手が反則行為をしたために偶然拾えた勝利。
結城は自分がしてしまった反則を重く受け止め、部を止めようとも考えていましたが、それをチームメイトたちは「(俺たちの試合を)見とけ」とだけ言っていました。
試合終了後、結城は彼らの闘いぶりに何を思ったのか。そしてこの半座のセリフです。
この瞬間、過去も失敗も関係ない、「次」闘うことを約束したライバルになった。
リベンジだ。『次』は絶対に負けない。もっと強くなるんだ。

20110915231233.jpg

結城だけじゃない。チーム全員、いい顔してますわ、こいつら。
真鍋がいない来年にも、きっと彼らは再びこの舞台にやってくる。
真鍋の後ろ姿が育んだ東嶺大市川の火。絶えることはないんだろうな。



という具合の「ハンザスカイ」8巻でした。いやぁ激燃えです!
これまでも毎巻熱くさせられてきましたが、この8巻は3巻も続いてきたVS東嶺大市川を締めくくる大将戦とエピローグが描かれいる分、物語としての高揚感もまたハンパないのです。
主人公全然出てないのにね!いやいや、もうこいつらみんな主人公なんです!
そして闘う彼らばかりでなく、監督(特に国島)にもスポットライトが当てられ、それでよりドラマが深まり面白くなっているという時点で、もう彼も主人公じゃないのかと。
次なる9巻は、決勝の舞台に進むもう1つの学校はどこなのかが描かれることになります。
御門もいろいろと気になる要素を抱えていますし、決勝戦がどのようになるのか。今から楽しみで仕方ありません。次こそやったれよ野田!というか番場さんどうなるんだよ!

『ハンザスカイ』8巻 ・・・・・・・・・★★★★
大熱戦!それぞれの物語が幾層にも積み重なった、熱い準決勝戦になっています。

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